adhoc notes

とりとめのない雑記

想像力をいまふたたび―書評『福島第一原発観光地化計画』

鮮烈な想像力のあらわれを感じる。 本誌は二五年後の福島第一原子力発電所とその周辺のありうべき姿を提言する書物だ。また本誌はその提言をとおして二五年後の日本のありかたもまた問うている。 本誌の提言の中心には「観光地化」という言葉がある。「観光…

大学のベンチで友人と美少女ゲームについてしゃべった

今日、大学で友人と話していた。 すこしまえの記事で、俺が「まだ友人といえるかどうか微妙な距離感」と評していた男だ。あの記事を書いたあとに、彼との関係についていろいろと考え、彼を友人といっても差しつかえない人間だと考えることにした。 このよう…

ひさしぶりに『月姫』をやりなおしている

月姫 -EVER AFTER- OST 月下 (08) - YouTube ひさしぶりに『月姫』をやりなおしている。 俺が『月姫』をはじめてプレイしたのは七年前のことだ。ひとまわり年長の従兄弟にすすめられてプレイした。俺がちょうど中学二年生のときだった。いちおう『月姫』は成…

鍋料理をつくる機械と化した先輩.txt

今週のお題「秋の味覚」 この季節になると、俺は鍋料理をつくる機械と化す。 なによりもまず鍋料理は簡単だ。スーパーで適当な野菜や肉、きのこ、豆腐を買う。シメにつかう麺類も忘れない。食材を適当な大きさにきざむ。食材を鍋に投入する。鍋を火にかける…

ひさしぶりに大学に行った

後期の日程の確認をするために、ひさしぶりに大学に行った。 まだ後期の授業ははじまっていない。そのため学内に生徒はほとんどいなかった。それでも俺と同じ目的で大学を訪れているであろう生徒をちらほらみかけた。サークルの練習に励んでいる生徒もいた。…

ちょっと前のこと

もうそのときのことはほとんど忘れてしまっているのだけれども、ただのひとつの論旨も理解しないままに、哲学書を読みあさっていた時期があった。話の展開を全く追えないままに、小説を読んでいた時期があった。あるいはいまでもそうなのかもしれない。けれ…

秋と冬と美少女ゲーム

今週のお題「秋の準備」 秋が順当に深まっている。 とくに夜にそれを感じる。 コンビニにちょっとした買いだしをしにいくとき。ちょっと奮発して市内に夕食をとりにいくとき。厨二病的な感傷にひたるために夜の街を自転車で駆っているとき。ひんやりとした空…